技術情報

遷移 – ページ毎のビジターの前後のアクションを分析する

2015年02月17日 機能説明

※注 この記事は Piwik1.8~2.17のアーカイブ情報です

目次

1. ページ変遷レポートを理解する
3. 変遷レポートの活用
4. 結論
5. 関連 FAQ

変遷プラグインは、ビジターが直接特定のページを見る前後にしたことを表示するレポートを提供します。このページは、どうやってアクセスしたかを説明し、パワフルな遷移レポートを理解し、使用します。

各ページに対する変遷レポートの開き方

それは、ページとページタイトルレポートから開始することができます。(アクション > ページ、アクション > ページタイトル)あなたのマウスを表の列の上に置いて、2 つのアイコンが表示されます。index1アイコンをクリックし、この列に対する変遷を開きます:

Transitions-Open-

表示されるレポートは、通常の日付選択であなたが選択した期間に対するデータを含みます。

ページ変遷レポートを理解する

Page-Transitions-Analytics-Report

中央に、あなたが変遷を開始したページについての一般的な統計が表示されます。

  • 最初の数字は、この特定のページに対するページビュー数です。全ページビューのシェアを見るには、この数字にマウスを乗せて下さい。
  • このグループのシェアを見るには、他の数字の上にもマウスを乗せて下さい。

中央にあるボックスの横に、ビジターが中央でページを訪問する前後に、直接なにをしたかが表示される。中央にあるボックスへの接続の高さは、このルートを通ったトラフィックの合計に比例します。

左側で、ユーザーがどこからきたかを見ることができます。

  • 内部ページは、ビジターがあなたのウェブサイトの他のページから中央のページにきたことを意味します。
  • 「サーチエンジンから」のグループは、何人の人が Google のような外部検索エンジンから中央のページに直接きたかを表示します。「検索エンジンから」をクリックすると、グループが拡大し、使用されたキーワードが表示されます。

  • 「ウェブサイトから」は、どの外部ウェブサイトが直接中央のページにリンクされているかを表示します。各ページへのビジターが参照したリンクを見るには、このグループをクリックして、拡大する事もできます。
  • 「内部検索から」は、あなたのビジターが内部検索エンジンで検索したキーワードを一覧で表示します。次に、ページへをクリック(サイト検索解析についてさらに詳しくみる)
  • 直接エントリーのグループは、このページでスタートしました。例)ビジターはページをランディングページとして使用

右側は、ユーザーが中央のページを訪問した後、何をしたかを表示します。

  • 「内部ページへ」は、ビジターが、中央のページを訪問した後、あなたのウェブサイトの異なるページへ移動したことを意味します。
  • 「内部検索」は、ビジターが中央のページにいたとき、検索し始めた全てのキーワードをリスト化します。
  • 人々がダウンロードまたはページのアウトリンクをクリックした時、ダウンロードとアウトリンクグループに表示される。
  • 出口グループは、このページで終わった訪問を表示します。例)このビジターに対して追跡されたアクションは無かった
  • 最後の要素は、下部のページリロードグループです。ページリロードは、複数回続けてページをロードすることを意味します。

変遷レポートの活用

変遷レポートの活用法をいくつかご紹介します。

  • タイトルや中央のボックスに対応するラインをクリックすると、グループを開閉できます。
  • マウスを動き回らせると、変遷レポートは、ツールチップに様々な詳細情報を表示します。
  • 「内部ページから」と「内部ページへ」の下にあるページをクリックすると、異なるページに対する変遷をリロードします。
  • ポップオーバーの現在の状況は、URL の部分です。これは、ブラウザの前後のボタンをナビゲートに使う事ができる事を意味します。また他の誰かにリンクを送信することもできます。変遷レポートのポップオーバーは、URL をコピーした時、あなたが見ていたページに対して開きます。

結論

変遷レポートは、似たようなクリックバス機能と区別して作成されます。ユーザーのパスにフォーカスしていない代わり、ページ全体を通したユーザー行動を表示します。それゆえ変遷レポートと名付けました。

この機能で、内部ページビューのみならずページの前後に起こった様々なユーザー行動をみることができます。

関連 FAQ


※この記事はMatomo(Piwik)公式サイト2014年12月14日時点の内容です
※掲載内容が古くなっている場合もありますので最新情報はMatomo(Piwik)公式サイトをご覧ください。

オリジナルの記事はこちら
http://matomo.org/docs/transitions/