Googleはユーザーから得たデータを利用し、ユーザーのプロファイルを作成して自社のマーケティングに利用しています。
そのため、Google Analyticsを使用することで、ユーザーのプライバシーが犠牲になります。

Googleが広告のために自分達の情報を使用していることを顧客が知った場合、GAを使用しているあなたの評判が損なわれるだけでなく、顧客の信頼を失う可能性すらあるでしょう。

PwC: PricewaterhouseCoopersの調査によると71%の人がデータを許可なく提供した企業とのやり取りを停止する、と回答しています。

GoogleはGoogle Analyticsなどのサービスを利用して集めたデータを保持、使用する権利をGoogleに与えることを明示しています。
Google Analyticsの利用規約 (2019年6月17日)には、「Google および Google の全額出資子会社は、Google のプライバシー ポリシー（https://www.google.com/intl/ja/policies/privacy/）の条項を条件として、お客様による本サービスの利用により収集された情報を保持し使用することができます。」と記載されています。

Googleにデータにアクセス、使用する権利を与えると訪問者のデータを保護する能力が制限されます。
一方、Matomoはあなたに100%データの所有権を与えます。これは、自分のデータに何が起こるかを完全にコントロールし、データを完全に保護できることを意味します。

Google Analyticsはプライバシー保護の目的に適していないプラットフォームとして、それを使用したことで法的トラブルに巻き込まれる可能性があり、ユーザーの信頼低下につながります。ドイツのデータ保護特局では、Google Analyticsを使用したWebサイトに対する20万件の事件を調査しています。このことは、Google Analyticsを使用することでGDPRの規制に抵触するリスクがいかに高いかを示しています。

GDPRによれば、このようなデータ/プライバシー侵害またはコンプライアンス違反に対して、年間収益の最大4%の罰金が課されるとしています。

標準のGoogle Analyticsプラットフォームは無料で提供されていますが、本当に無料で使えるのでしょうか？
使い方を学ぶために費やす時間など、様々なコストを考慮する必要があります。他にはヒートマップなどの機能を利用したい場合は他社の追加製品を購入する必要があります。

GAの利用の際に、メディア/フォーム/外部リンク/ダウンロードなどを追跡するためにはセットアップする必要がありますが、Matomoではすぐにこれらを追跡することができます

Googleでは、一部の機能は自分で設定する必要があり、他の製品と組み合わせる必要がある機能もあります。
Matomoではヒートマップ、セッション記録、フォーム分析などの全ての機能を1つのプラットフォームで提供しています。これにより完全な分析ツールを使用するために複数の製品を利用する必要がなくなるため、時間の節約になり、作業コストを軽減することができるでしょう。

Google Analyticsは優れた無料の分析ツールですが、プライバシーやデータの所有権といったグレーゾーンに関しては明確ではありません。
これらがあなたにとって重要な懸念事項である場合、Matomoを使用することでビジネスを成長させながら倫理的に最善を尽くしているという安心感を得ることができるでしょう。

Matomoを利用すれば以下のようなメリットがあります。

• トラッキングの同意画面を表示する必要がありません。
• 100%のデータ所有権とデータ保護
• ユーザーのプライバシーを尊重します。
• 自分のデータをどう扱うか、自分でコントロールできます。