[動画】MatomoとGDPR
トランスクリプト:一般データ保護規則(General Data Protection Regulation)、別名GDPRは、欧州経済領域(European Economic Area)およびスイス(Switzerland)内のすべての個人のプライバシーを保護するEU規則です。これはまた、EU加盟国またはスイスからトラフィックを得るウェブサイトを持つEU域外の企業であれば、GDPRに準拠する必要があることを意味します。
では、このデータプライバシーに関する規制と世界的な動きは、Matomoアナリティクスとタグマネージャーユーザーにとってどのような意味があるのでしょうか?ユーザーのプライバシーのためになることなら、Matomoのチームは大賛成です。
そのため、Matomoのチームは、世界中のビジネスに影響を与えるこの新しい規制の要件を満たすことができるように、強力なGDPR対応ソリューションを開発するために絶え間ない努力を続けてきました。
Matomoのコア・ビジネス・バリューは、常に製品のユーザーに完全なデータ所有権を与え、ユーザーのプライバシーを尊重することに重点を置いています。2007年、Matomo(Piwik)はGoogle Analyticsに代わるオープンソースのNo.1ソフトウェアとしてスタートしました。しかし、MatomoからMatomoに成長してから10年以上経った今でも、データの所有権とプライバシーの保護にまつわる私たちのコアバリューは、以前と変わらず強固なものです。
GDPRが施行された今、MatomoはGDPRに準拠するためのツールや情報を提供します。例えば、「データ主体」として知られるユーザーは、以下のいずれかの権利を行使することができます:
- 知らされる権利
- アクセス権
- 消去権
- 修正権
- データ・ポータビリティの権利
- 異議申し立ての権利
- 同意を撤回する権利
MatomoのGDPR機能を使用すると、訪問者のデータを検索し、これらの権利を行使するために簡単にエクスポートまたは削除することができます。また、訪問者はいつでも同意を撤回したり、トラッキングをオプトアウトすることができます。
Matomoはまた、IPアドレスやジオロケーションなどの個人データを自動的に匿名化できるなど、GDPRの追加機能を提供することで、ユーザーのプライバシーをまったく新しいレベルに引き上げています。また、過去のデータを自動的に削除することもできますし、匿名化することで過去のデータを保持することもできます。
私たちは、GDPRのさらなる進展があることを期待しています。さらに詳しくお知りになりたい方は、matomo.org/gdprをご覧ください。