スーパーユーザーが特定のリスクの高い管理操作を行えないようにするには?
Matomo では、スーパーユーザーは信頼され、多くの重要なアクションを行うことができます。例えば、以下のことが可能です:
- 新しいプラグインをインストールする
- プラグインの無効化
- マーケットプレイスを利用し、プラグインをアップデートする
- アーカイブ設定の変更
- アップデートと自動アップデートの設定を変更する
- メールサーバー設定の変更
- 信頼された Matomo ホスト名の変更
- ジオロケーション設定の変更
スーパーユーザーがこれらのアクションを行えないようにしたい場合は?
スーパーユーザを 100% 信頼できない場合、スーパーユーザがセキュリティを脅かすような行為(新 しいプラグインのインストールなど)をしないようにすることができます。例えば、Matomoをサービスとして顧客に提供していて、Matomo のスーパーユーザが同僚ではなく顧客である場合などです。あるいは、Matomoを他のウェブアプリケーションと同じサーバやアカウントで実行し、Matomo アプリが可能な限りロックされていることを確認したい場合です。
スーパーユーザーによるリスクの高い管理操作を防ぐには?
config/config.ini.phpファイルを編集し[General]セクションで以下の設定を行います。
; Disable installing new plugins and (de)activating plugins.
enable_plugins_admin = 0
; Hide and disable in the UI the following settings:
; - Archiving settings
; - Update settings
; - Email server settings
; - Trusted Matomo Hostname
enable_general_settings_admin = 0
; Disable the geolocation settings
enable_geolocation_admin = 0
新しいプラグインがインストールされないように、マーケットプレイスのプラグインを無効にすることもできます。