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Piwik Mobile 2 – 変更点について

2014年01月17日 トピックス ニュース

私たちはPiwik Mobile 2のリリースを発表致しました。このブログの記事では、今回の改善点のいくつかを説明します。

より迅速に必要な情報を入手

これを可能にするには2つの大きな変更点があります。

少ないタップでレポートを表示

Piwik Mobile 2を起動すると、ウェブサイトのダッシュボードまたは「すべてのWebサイトのダッシュボード」のどちらかが表示されます。レポートは、Piwikのユーザー設定の「デフォルトでロードするレポート」に従ってロードされます。Piwik Mobile 1では、いくつかの統計を見るためには少なくとも3画面を移動する必要がありました。
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一つのビュー内により多くのデータ

この新機能は、レポートのブラウジングをより速く、快適にします。今回、「複合レポート」と呼ぶものを導入しました。この新しいデフォルトのビューは、特定のグループ内で一度にすべてのレポートを表示します。
例えば、「アクション」をクリックすれば、アクション·メトリックの概要、ページのURL、ページタイトルなどのすべてのレポートのサマリーを見ることが出来ます。
詳細な情報が必要な場合は、単純にレポートをクリックし、このレポートの完全なデータをロードします。
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PiwikとPiwik Mobileの統合

当初から私たちのビジョンは、Piwikに可能な限り近いPiwikモバイルアプリにすることでした。すなわち、「同じ機能と同じ外観と操作感」を意味します。次期バージョンでは、このビジョンが実現する大きな一歩だと確信しています!

Piwik Mobile 2でのPiwikからの再利用設定

Piwik MobileはPiwikに記録されたユーザ設定を認識します。
たとえば、「デフォルトでロードするレポート」だけでなく同じように、「デフォルトでロードするレポートの日付」を自動的に使用します。
「すべてのWebサイトのダッシュボード」を表示するか、ログイン後に特定のWebサイトをロードするようにPiwikを設定している場合は、モバイルアプリは、一貫したユーザーエクスペリエンスのために、同じレポートをロードします。

Piwikの既存のダッシュボードを再利用

モバイルアプリはPiwikで設定されたダッシュボードをロードして表示します。
一度Piwikでダッシュボードを設定すればモバイルでどこでも同じダッシュボードを表示できます!

新しいアプリデザイン!

Piwik 2の新しいテーマデザインと共に完全に統合されたエクスペリエンスを提供するために、モバイルアプリを再設計しました。
皆さんが気に入る事を願っています!今後は特に各レポートの下のフッターのビューをPiwikと同じように表示させるようデザインの改良を目指します。
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アカウントの取り扱い

アカウントの処理方法に大きな変化を加えました。
Piwik Mobile 1では、すべての設定されたアカウントのすべてのWebサイトは混合していました。
これは少し変更されます。あなたはまだ複数Piwikのアカウントを管理できますが、別のアカウントからWebサイトを選択したい場合は、最初にアカウントを切り替える必要があります。
この変更は、例えばユーザーの設定を再利用して、設定したダッシュボードを表示することを可能にします。

テーマのサポート

開発者が望むなら、モバイルアプリの全体的な外観や、あるいは任意のアイコンと色などのいくつかの点を変えることができます。
基盤となるフレームワークのモバイルテーマ設定ページでこれらについての詳細をお読みください。

簡単なカスタマイズ

全体のコードベースを書き換えた主な理由は、素晴らしいAlloyフレームワークを使用するためでした! (Appcelerator、ありがとう)。
Alloyはとても簡単にクロスプラットフォームのモバイルアプリケーションをサポートし、各プラットフォームやフォームファクタ(タブレット/スマートフォン)用のアプリがカスタマイズ可能です。

生成されたコードは、読んで理解し、維持し、拡張するために優れています!

モバイルウェブアプリケーション

HTML5_logo(もうすぐ公開!)TitaniumモバイルSDKは、AndroidとiOSのネイティブアプリだけでなく、HTML5にによるモバイルWebアプリケーションを生成できます。
なぜモバイルWebアプリケーションが重要なのでしょうか?
それは、可能な限り多くのプラットフォームをサポートしたいとの考えからです。
これを実現する最も簡単な方法は、Webを使用することです。
また、Webテクノロジを使用してアプリケーションを構築しているFirefoxのOSのようなプラットフォームをサポートしたいと思っています。