ファンネル機能のアップデートについて
より使いやすく、より柔軟にファンネル機能を改善しました。
以下が変更点です:
ファネルの設定と管理がこれまで以上に簡単になりました。
以前は、ファンネルの作成は面倒で、目標機能を経由する必要がありました。しかし、ファネルを設定するための独立したページが導入されたことで、それが変わりました。
目標に縛られない、より柔軟なファンネルの作成
ファンネルは独立した機能となり、より柔軟になりました。以前は、ゴールに紐付いている場合のみファネルを作成することが出来ました。つまり、ファネルの最終ステップはゴールでなければなりませんでした。さらに、ファネルのステップにゴールを使用することも出来ませんでした。
現在、ファネルはゴールから独立しており、ゴールはファネル内のステップとして機能します。これは、ファネル内のステップを自由に組み合わせられる事を意味します:
- 全てのステップを目標にできます。
- ステップを目標にする必要はありません。
- あるいは、あるステップを目標にしたり、あるステップをイベントにしたりすることもできます。
カスタマージャーニーがどのようなものであっても、ファネルはビジネス固有のニーズを満たす多様性を提供します。
直感的なビジュアルで摩擦ポイントをすばやく発見
最も重要な改良点の1つは、ファンネル機能のビジュアルアップグレードです。新しいファンネルグラフは、業界標準に沿ったビジュアルで直感的に操作できるようになりました。
新しいビジュアルは、離脱率とコンバージョン率をより明確に表示し、ユーザーエクスペリエンスと全体的なコンバージョン率を改善するために、ファネル内の摩擦ポイントを即座に見つけることができます。
また、このビジュアライゼーションは、各ステップのパフォーマンスを視覚的に明確にするため、異なる色のバーを使用することで、ファネルの各ステップで入場、退場、スキップ、進行した訪問者数の詳細な概要を提供します。
今回のアップデートでは、データの誤解を避けるため、「バックフィルされた訪問」を「スキップされたステップ」に置き換えました。
より詳細な洞察のための新しいデータテーブル
この視覚的な改善に伴い、新しいデータテーブルが追加され、より詳細なインサイト、セグメント比較、簡単なデータエクスポートが可能になりました。
また、ファネル解析の制限を増やしました。2つの日付期間と6つのセグメントでファネルデータを比較できるようになりました。
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