技術情報

同じタグマネージャーコンテナを使用して、ステージング/デベロッパー/プロダクションウェブサイトを自動的にトラッキングするにはどうすればよいですか?

 

ステージング、開発、本番(ライブ)ウェブサイトなど、複数の異なる環境をトラッキングする場合、同じタグマネージャコンテナを使用することで、テストとコンテナデプロイメント戦略を簡素化できます。

この FAQ では、「Matomo Configuration」変数が設定されたタグマネージャコンテナがすでにあることを前提としています。まだタグマネージャコンテナをセットアップしていない場合は、タグマネージャーユーザーガイドのステップに従ってください。

Matomo Tag Managerでは、Matomoにトラッキングデータを送信するコンテナに使用されるサイトIDは、”Matomo Analytics “変数によって決定されます。
Site IDは、コンテナが公開されているウェブサイトの URL/ホスト名に基づいて Matomo サイト ID を設定するために使用できるルックアップテーブルを使用して、Advanced 変数で自動的に設定できます。これにより、テスト環境と本番環境間のデプロイが容易になります。

Matomo Tag Managerでこれを設定するには、以下の手順に従います:

  1. Matomoで、追跡したい「ウェブサイト」をそれぞれ独自の測定可能項目として作成する。(例えば、ステージング、デベロッパー、プロダクションの各サイトに “Measurable/Website “を指定します。)
  2. Matomo Tag Managerの変数の管理で説明されているように、”ルックアップテーブル “を作成し(高度な変数設定のデフォルト値ルックアップテーブル)、それぞれのホスト名/URLを異なる環境のURLに設定します。各URLの値には、各環境の正しいサイトIDを設定してください。
  3. Matomo Configuration” 変数で設定した Site ID を、先ほど作成した新しい Lookup Table 変数に変更します。{{SiteID}}
  4. トラッキングしたい “環境 “を、該当する各ウェブサイトにデプロイします。例えば、”Staging “環境のトラッキングコードは “Staging “ウェブサイトに、”Dev “環境は開発ウェブサイトにデプロイする必要があります。
    • 例えば、”Live “タグマネージャーのコードは次のようになります。container_eKkj8u2C.jsそして “ステージング “タグマネージャーのコードは次のようになります。container_eKkj8u2C_staging_13f53cfa9b905e5dc5654e48.js
      (使用する環境を選択すると自動的に生成されます。)
  5. テストしたい変更を、そのウェブサイト環境用に設定された正しい「環境」にデプロイする。

タグマネージャコンテナへの変更のデプロイについては、以下を参照してください。タグマネージャーユーザーガイド.