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Matomo Cloud API の使用制限

Matomo Cloud API の使用制限

Matomo Cloud は、すべてのお客様に公平で信頼性の高いサービスを提供するために、一部のリソースでレート制限を使用しています。ほとんどの API コンシューマはレート制限に遭遇することはありませんが、ごく少数のコンシューマはレート制限に遭遇する可能性があります。

Matomo Cloud は主に IP 単位でレート制限を行っていますが、一部のリソースはサブドメインやアカウント単位でレート制限を行っています。レート制限されるリソースは、ダッシュボードの使用とレポート API に限定され、トラッキング API やトラッキングエンドポイントのレート制限は行いません。

万が一429 リクエストが多すぎるMatomo Cloud からのレスポンスに HTTP コードがある場合、レート制限を受けている可能性があります。この場合、アプリケーションを停止し、後でリクエストを再試行するように設定してください。設定されたさまざまなレート制限の参照として、以下の表を使用してください。

リソース レート制限 パス スコープ
ライブ・リソース 1000/5分 内容method=liveまたはmodule=live IPあたり
トランジション・リソース 500/5分 内容method=transitionsまたはmodule=transitions IPあたり
生データ・リソース 同時8クエリー 内容Live.getCounters,Live.getLastVisitsDetails
Live.getVisitorProfileあるいはCustomReports.previewReport
サブドメイン/アカウントごと
トラッキング以外のリクエスト / APIリクエスト 5,000ドル/5分 トラッキング以外のパスです。これは、レポート API リクエスト、ダッシュボード関連パス、および UI パスに適用されます。 IPあたり

Matomo Cloud では 2 種類のレート制限があります。1つは、一定期間のリクエスト量に対する従来のレート制限で、もう1つは、一度に実行される同時クエリ量に対する制限です。